いい就職プラザに登録する既卒者はお笑い芸人や俳優、ミュージシャンを目指していた方もいるんです！

皆さん、こんにちは。いい就職プラザに来訪される既卒者のなかで、大学や専門学校を卒業後に新卒で就職をせずに、お笑い芸人や俳優、ミュージシャンを目指していた方が多くいらっしゃいます。

本気で取り組んできた過去があるからこそ

学校を卒業後は、アルバイトで生計を立てながら、お笑い養成所や劇団、バンド活動に取り組み、オーディションを受けるなどして夢を叶えるために行動していましたが、良い結果を出せずに断念し、既卒者として民間企業への就職を目指す方に年間20名はお会いしているでしょうか。

いい就職プラザでは特に既卒者を分類はしていませんが、元芸能系志望の求職者が多数存在します。未経験の既卒者と民間企業の間に立ち、就職支援や採用支援を行なうなかで、選考時に企業が気にする点として、既卒者になった理由が挙げられます。「なぜ既卒者なのか？」就職をしなかった理由がしっかりしている方がより内定になる確率は上がります。

その点では、元芸能系志望の既卒者はその理由が明確で納得感があり、また、「何かを目指して精一杯行動していたこと」が評価されています。

先日、年齢が28歳でミュージシャンとしてプロデビューを目指していた方をIT系企業の営業職でご紹介し、見事採用決定に至りました。

年齢が28歳で未経験の既卒者でしたので、「なかなか就職が難しいのではないか」とご本人から言われました。私は「確かに厳しい会社もありますが、今まで本気で取り組んできたことを評価する会社もあります」とお話しました。

スタートが遅れていても、次に向かって進もうとする意欲を伝えることが大事

確かに社会人としてビジネスの世界での成長は出遅れていますが、出遅れている現状をしっかり理解し、入社後に今までと同様に目的意識（その会社で目指すこと）を持って仕事に取り組みたいということを面接で伝えることで、高い評価を得ることが出来ました。これからも元芸能系志望の既卒者を多く支援していくなかで、就職するうえでの自信と勇気を与えていきたいと思います。