ずっとフリーターだったのですが、職務経歴書は書いた方がいいですか?

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中途採用で企業に入社するとなると、履歴書と共に「職務経歴書」が必要になります。これは、既卒・第二新卒限らず、中途採用であれば、ほとんどの方が持ってくるように指示を受けると思います。基本的に転職する時に必要になるものなので、初めて書く人も多いはずです。

そもそも、なぜ職務経歴書が必要であるかというと、それによって「あなたが戦力になる人物」かどうかを見定めるためにあります。「2年間営業職に就いていた」ということが分かれば、ある程度の社会人としてのマナーやスキルは身についている、という判断が出来るということです。

既卒者が職務経歴書の提出を求められた時に困るのが、「書くことがない」ということです。そして、「アルバイトの経験を職務経歴として書いていいのか」という問題も浮上してきます。

結論から言うと、既卒者も職務経歴書を書くべきです。ただし、書く内容は臨機応変に変えていく必要があります。

職務経歴書で差をつけろ

既卒者で職務経歴書を一切書かない人がいます。確かに職歴がアルバイトのみの場合、書くことがないかもしれません。でも、例えば同じくらいの能力・年齢の人が同時に面接に受けに来たとします。一人はアルバイトの職務経歴書を持ってきていますが、もう一人は書くことがなかったので、何も持ってきませんでした。あなたなら、どちらを取りますか?

私が採用担当で、ほとんど同じくらいの評価であれば、職務経歴書を持ってきた方を取ります。なぜなら持ってきた人の方が、人となりや経験が分かりやすく、入社後に一緒に働いている姿を想像しやすいからです。職務経歴書を書くことで、他の求職者と差をつけられる可能性があるということです。

アピールできる職務経歴書

職務経歴書はうまく書けば、あなたの武器になります。しかし、やり方を間違えると逆効果になる可能性もあります。要は、採用担当者に「この人を合格にしたら、きっと我が社のためになる」と思わせたらいいのです

マイナスイメージを払拭する

例えば、フリーターであればフリーターに対する一般的に思われている悪いイメージを払拭するような内容を盛り込むことが大切になってきます。フリーター=“飽きてすぐ辞めそう” “向上心がない” “社会人としての自覚がない”などのマイナスイメージが考えられます。これらを排除するには、これとは逆のイメージの経験を書けばいいのです。

例えば、学生時代から5年間同じアルバイト先で働いていたとなれば、それだけで忍耐力や持続性のある人というメッセージを伝えることができます。アルバイトだって正社員と同じように大変な仕事である、ということは面接官も重々承知しています。ですから、逆に言えば2ヶ月で辞めたようなアルバイト歴は書かない方がいいのです。

関連性のあるアルバイトは積極的に書く

例えば、WEB関連の会社の面接に行ったとして、その職務経歴書に「飲食店2年間アルバイト勤務」という項目は書くべきかという問題が生じてきます。なぜなら、あまりにも業務内容が違い過ぎるからです。ここが臨機応変に対応していく部分です。

今の話で言うと、WEB関係の会社の、何の職種に応募したか、ということがポイントになります。調理師として2年間アルバイトしていた経験は、エンジニア志望の方にとってアピールポイントにならないと思います。

では、営業職志望の人が接客業を2年間やっていたことはアピールになるでしょうか?これは、面接官の判断になるとは思いますが、間違ってもマイナスにはならないと思います。接客業で2年間やっていたことが社交的というイメージを生み出せば、十分アピールポイントになり得ます。

相手に良いイメージを与えられる事柄は、積極的に書いていくようにしましょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書に決められた書式はありません。職務経歴書に書くべき内容を紹介していきます。

  • タイトル(職務経歴書)、提出日、氏名
  • 年代、アルバイト歴
    「○○年○○月 ○○会社にアルバイトとして入社」と記載。正社員と区別するために“アルバイトとして”という文言を忘れずに。
  • 職種、仕事で得たスキル
    実際にやっていた業務内容を記載。仕事で得た知識やスキルを書く。資格取得などをしていると尚良し。
  • 自己PR
    アルバイト歴を踏まえて、自分の能力をアピールする。目に見えるものでも、働いてくうちに気づくものでもいいです。就職を希望する会社にとってメリットになる情報を書くのがポイント。

既卒者も職務経歴書を書こう

企業に積極的にアピールしていきたい職務経歴書ですが、嘘を書いてはいけません。どうせバレないだろうと、勤務年数の期間を盛ったり、働いた事もない職歴を書いていると、あとで取返しのつかないことになります。自分のやってきたことには責任を持ってください。

書き方や内容次第で、自分を正当に評価してもらうことはできます。それは嘘ではなくテクニックです。既卒者も職務経歴書をしっかりと書いて、面接を成功させましょう。

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