既卒の履歴書はどう書けばいいの?選び方から書き方のコツまでご紹介!
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アルバイトやパートの面接で書いたことがある方もいるかもしれませんが、初めての正社員での就職となると、不安な部分も多い履歴書の書き方。
また、既卒者といっても、フリーターだった、公務員試験に挑んでいた、留学に行っていた、何もしていないニートだった、など卒業後の状況によっても、お悩みもさまざまですよね。
- 大学の履歴書は使えない?
- 職歴って何を書けばいいの?
- 自己PRと言われても働いたことがないのにどうすれば?
- 志望動機が書けない
このコラムでは、そんな疑問を解消できるような履歴書の基本から、いったいどんなところが企業に見られているか、さらには既卒者ならではの履歴書作成のコツまでお伝えしていきます!
目次
履歴書作成の基本
履歴書の選び方
既卒の場合、履歴書の指定がありません。
だからといって何でもいいわけではなく、「既卒者にとっていい履歴書」を買うことが重要。
「既卒者にとっていい履歴書」とは、経歴より自己PR欄の記入欄が多い履歴書です。
経歴欄が多く、自己PRの欄が少ししかない履歴書では、既卒の方は職歴がないので、経歴欄の空白が目立ってしまいます。
それよりは、面接のときに話題になるような、スポーツや趣味・学生時代の勉強内容などをたくさん記入できる履歴書の方がいいですよね。
最近はインターネット上からフォーマットをダウンロードできるので、自作できる人はそれを活用するのもオススメです。
大学の履歴書は使っていいの?
上記の条件を満たす履歴書として、大学の履歴書を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、大学の履歴書は使用しないことをオススメしています。
卒業直後であれば問題ないケースもありますが、既卒者は”学生”ではなく”社会人”として面接を受けるので、大学の履歴書を使用しないことが一般的です。
パソコン?自筆?適切な作成方法は?
「パソコンか自筆、どちらで作成したほうがいいですか?」という質問も多くいただきますが、結論はパソコンでも自筆でもOK!
自筆が必ずしもいいわけではありませんし、自分の字に自信がない人にはパソコン作成がメリットが大きいです。
自筆の場合の注意するべきこととは、書き直しはNGということ。
この点に関しては、例外はありません。
どんなに面倒に感じても、書き損じてしまったら必ず新しい履歴書を使って書き直しましょう。
パソコンで作成したものも、印刷後に記入ミスなどを見つけたら修正テープなどは使わず、作り直して印刷してくださいね。
企業はどこをみているの?
既卒者の履歴書の中で、企業がみているのは「意欲・やる気」が伝わるかどうか。
それは志望動機や自己PRだけでなく、丁寧な履歴書を作っているかどうかでも判断しています。
- 字を綺麗に書いているか
- 写真を丁寧に貼っているか
- 誤字脱字はないか
- 空欄はないか
といった当たり前のことです。
書き直しはNGという内容もそうですが、これらは簡単なことだと思えて、意外とできていない人が多いのです。
当たり前のことを当たり前のようにできていない。
そんな履歴書を見たとき、人事担当者はその履歴書に対して「やる気」を感じてくれるでしょうか?くれないですよね。
まずは基本のチェックを怠らないようにすることが、書類通過の第一歩であることに間違いはないでしょう。
企業に対する既卒者の見方は厳しいのか?については下記記事に書かれているので参考にしてみてくださいね。
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基本項目の書き方・コツ
履歴書の基本を理解いただいたと思いますが、では書く内容はどうすればいいのでしょうか?
学歴、職歴、志望動機、自己PRの4つを重点的にお伝えしていきます。
学歴について
学歴は最終学歴の1つ前から記入しましょう。
大学卒業が最終学歴であれば高校から記入し、高校卒業が最終学歴であれば中学から記入します。
ただ、大学卒業が最終学歴の場合でも、中学から記入してあることで丁寧な印象を与えることができるので、スペースに余裕があれば、最終学歴に関わらず中学卒業から書くこともオススメです。
また、浪人・留学・留年などについては、1〜2年程度なら特に触れなくてもOK。長期間の場合のみ、学歴欄内に理由を記入しておくと良いです。
職歴・ブランク期間の対応について
既卒者の場合、基本的に職歴欄は書かなくてもOKです。
ただし、卒業後のブランク期間(正社員ではない期間)が半年以上ある、もしくはアルバイトや派遣社員としての経験が豊富な場合は、職歴として記入していきましょう。
特に、卒業後のブランク期間が長い方は、面接でもブランク期間は何をしていたかを聞かれることも多いですので、これまで働いてきた経緯をしっかり記入し、面接でも説明できるよう整理しておく必要があります。
ブランク期間が短い場合は、簡単に書き、自己PR欄に力を注ぎましょう。
志望動機について
既卒者の履歴書で特に企業が注目するのは”意欲”が見える「志望動機」です。
意欲を伝えるために意識してほしいのは、「どの会社でも言えるような内容にしない」こと。
大切なのは、「業界・職種をどのように理解しているか」「なぜその会社なのか」
例えば、事業内容に魅力を感じていると伝える場合にも「事業内容に魅力を感じました」だけでは不十分。
「まだ日本では一般的ではなかった時代からいち早く●●事業を展開し、今もなおトップシェアを維持されており、社会への貢献度が高い点に魅力を感じました」など、具体的な内容を書いていると、「良く理解したうえで志望してくれているんだ」という印象を与えることができます。
具体的に伝えるためには、企業を知ることが重要で、企業HPや求人広告はもちろん、社長や社員の方のインタビュー記事などが載っているメディアなんかも参考にしながら、事業や仕事への理解を深めましょう。
「なぜその会社なのか」については、同業他社についても知っていないと、伝えることができないので、希望する企業だけでなく、同業他社についての理解も忘れずに。
また、「アルバイト経験や資格、趣味を活かせると思った」と伝える場合にも、
- どういった経験・資格・趣味が
- どういった理由で
- どんな業務に活かせるのか
といったことを具体的に伝えることで説得力を増すことができます。
自己PRについて
自己PRでも、「事業内容や、仕事内容について、理解を深めているかどうか」が重要です。
また、アルバイトやボランティア、留学での経験や、空白期間の説明なども、紐解いていくことでさまざまな能力や志向性といったアピールにもなります。
その中で、より企業へアピールするコツは「自分と応募する職種(仕事内容)の共通点を見つけること」です。
希望する職種に求められる能力・考え方が自分にもあることを伝えることで大きなアピールとなります。
- 営業職であれば、対応力やフットワークの軽さ等
- ITエンジニアであれば、常に進化するIT技術に対する学習意欲や論理的思考 等
- 事務職であれば、ミスのない正確さや基本的なPCスキル 等
自身のこれまでの経験の中で、近しい能力を発揮したエピソードを書くことによって、アピールしていきましょう。
また、職種関係なくどの企業でも共通してアピールすべきなのは、
- 自主性
- コミュニケーションスキル
- 目標達成のための行動力
など、いずれも社会人として求められる基本的な能力です。
これらは社会人になるにあたって最低限備わっていなければいけない能力であるため、どの企業・職種であってもアピールできるよう準備し、具体的なエピソードや意欲は、企業や職種によって求められている内容に変更しながら伝えられるようにしましょう。
最後に
いかがでしょうか?
まずは基本をおさえ、誠意をこめて意欲をアピールすることが大切ということをお伝えできたかと思います。
ただ、経歴や志向もひとそれぞれですから、履歴書でのアピール方法も異なります。
- 基本は分かったけど私の場合どうしたらいいの?
- 書いてはみたけど自信がない…
そんな方は、プロのアドバイザーからのアドバイスを受けてみるのもオススメです。
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