第二新卒の就活は「退職理由」で勝負！

弱みは強み

「ピンチはチャンス」という言葉があるように、弱みもまた強みに変えることができます。物事というものは常に表裏一体であり、よい組織というのは清濁併せ呑んでいるものです。要は全てが「良い」でも、全てが「悪い」でもないということです。そのことを忘れず、就職活動に取り組んでいきましょう。

特に第二新卒者は「なぜ早期退職をしたのか」という点をマイナスに捉えている場合が多いです。このマイナス部分をプラスに転換させていけば、アピールにつながっていきます。

面接で深堀りされた場合も、しっかりと準備しておけば、恐れることはありません。

退職理由をアピールにつなげる方法

①前向きな理由

退職した理由が「仕事内容の相違」や「人間関係の不和」など後ろ向きなものであったとしても、それを前向きな理由に転換することで、アピールへとつなげられます。但し、無理にポジティブにする必要はありません。反省点から少しでも多くの学びを得られたのでれば、その点を主張していきましょう。

②ステップアップ

前向きな理由は、退職後にいくらでも作ることができます。例えば、「自分の可能性を広げるために」、「早期のキャリアアップを図るために」、「より社会に貢献するために」など、考えればいくらでも出てくるはずです。そしてそれらを表面的なものにせず、具体的な行動まで落としこむことによって、説得力が増していきます。

③成功体験

退職そのものを良く見せていくためには、「成功体験を強調する」というのも一つの手としてあります。前職での成功体験を並べて、それらを次の就職先でより大きな成功へと結びつけるというアピール方法です。第二新卒という若さを武器に、企業の発展を根底から支えてくれるポテンシャルを感じさせれば、高評価を得られることでしょう。

不安を魅力に

企業が不安に感じていることは「またすぐに辞めてしまうのではないか」ということです。その不安を払拭し、明るい未来をイメージできるようアピールしていきましょう。