履歴書の書き方に苦戦しているみなさんへ

就職・転職活動中の皆さん、こんにちは。
いい就職プラザ企業担当をしております尾形です。

たいてい企業に応募する際は、履歴書やエントリーシートと呼ばれる書類の提出を求められますね。日々、清書に苦戦される方も少なくないと思います。さてこの履歴書。書き方において、知ってるようで、知らないことも多いものです。今日は、企業目線からポイントを、おさらいしていきたいと思います。

理化学機器メーカーさんの場合

とある理化学機器メーカーさん。福利厚生が充実していて、安定性もあり、定着率も高く、応募者から非常に人気の高い企業さんでした。東京2名、大阪2名営業募集のところ、120名を越えるエントリーが集まったそうです。残念ながら時間の制限があり、応募者全員に会うことは難しく、やむなく30名ほどまで、書類選考で絞り込んだそうです。その人選ポイントは…

①履歴書の文字の書き方

まず、履歴書の文字の書き方。上手い下手は個人差があるので、そこは気にしませんが、

• 丁寧に書いているかどうか？
• 住所など、最後が尻すぼみに詰め込まれていないか？
• 履歴書提出日の日付になっているか？
• 西暦、和暦が統一されているか？

※これはバラバラな人が意外と多いようです。

志望動機などの内容よりも、”丁寧さ”が、まずは読んでもらうために必要な条件のようですね。

②履歴書の写真

そして次に大事なのが、履歴書の写真。節約のためとスピード写真を利用する方もいるかと思います。しかしこれは絶対NG。やはり写真屋さんで撮影してもらう方が、断然キレイです。表情も明るく見えます。プラス500～700円かけるだけで、きっと書類通過率も変わってくると思います。

• 「正式な書類に手を抜くのか、きっちりやる人材なのか？」

ここも重要チェックポイントとして、人事担当者は見ているものです。

• そして写真が真っ直ぐ切れているか？
• 履歴書に曲がって貼られてないか？

さらに、写真の裏に、氏名が記させている方が、より丁寧な印象を与えられます。

③フォーマットに合った書き方

その他にも、「学歴」「職歴」「以上」と、基本フォーマットに乗っ取られてかかれているかも大事です。また自己PRや長所短所、志望動機など、空欄なく書き込みましょう。

④郵送する時の配慮

そして郵送で送る際には、「送付書」をつけたり、「履歴書在中」と記すと、これまた好印象です。

まとめ

どれもこれも基本ばかりですが、意外とこの基本をおさえていない応募書類が多いのも、人事担当曰わく、事実だそうです。

先日内定が決まったＩさんは、字が物凄い汚いそうで、面接前夜に15枚履歴書を書き直したそうです。ここまでやる必要はありませんが、履歴書は、丁寧に気持ちを入れて書くことで、その誠意は企業にも伝わっていくことと思います。

是非参考にしてみて下さいね。