メーカーの採用活動エピソード。みなさんと同じように企業も「初めて」があるんです！

今回は、熱交換器を製造しているメーカー企業の採用支援をさせていただいた時のエピソードをお話できればと思います。

熱交換器を製造しているメーカー企業の場合

熱交換器って何？

まずは、熱交換器の説明から簡単にしたいと思います。一般家庭でイメージがつきやすいのが、髪を乾かす時のドライヤーです。皆さんも小さい頃に、一度はドライヤーの熱風が出てくる部分を覗いたことはありませんか？一度覗かれたことがある方はイメージが沸くと思うのですが、熱風が出てくるところを覗くと、金網のような網目のものがあったかと思うのですが、あれがいわゆる熱交換器になります。

さて、簡単ではありますが、熱交換器の説明はここまでにしておいて…。話を戻しまして、そんな暖めたり冷やしたり、他のエネルギーに変える『熱交換器』を製造しているメーカー企業との体験談をお話させて頂きます。

ここのメーカー企業は、ハローワークを使い20代の若手を募集していたのですが、全く応募が来ないということで、採用に苦戦をされていました。

そんな時、私がタイミングよくコンタクトを取ったのですが、ここの企業は今まで『若手採用を行ったことがない。』、『有料媒体や、紹介会社の利用経験がない。』という企業でした。

私は「私が協力できることは何か？」「企業の方が満足してくれるには？」を真剣に考えました。

若手採用を行ったことがない企業の悩みを解決

まず、私が提案したのが、メーカー企業の単独説明会。最初に皆さんに問いかけたように、『熱交換器』って、どんな製品なのかや、仕事のイメージがなかなか持てないかと思います。そこで、私は企業の方から直接求職者の方々に、企業説明をしてもらうことにしました。

しかし、企業の方も説明会を行うのは初めてのこと。『何を説明したらいいのか？』、『どのように説明会を進めていけばいいのか？』など、わからないことだらけでした。

ここで私が企業の方にアドバイスをしたのが、『専門用語を使うのではなく、私たちの身近にある製品に例えた製品説明の仕方』や、『実際の仕事内容をメインに行ってください』といったアドバイスでした。

企業の方も、私がアドバイスをさせていただいたことも参考にし、説明会を進めて下ったお陰もあり、説明会は大成功に終わりました！

しかし、もう一つ出てきた問題点が。

それが、『若い子たちの採用基準、判断が分からない』といった企業のお悩みでした。ここでも私は改めて「企業の方に良い方を採用していただくにはどのようなアドバイスをしたらよいか？」を考えました。

結果、企業の方々に良いアドバイスができたこともあり、満足のいく人材を採用して頂けました。

相手のことを考えて行動することが成功の秘訣

ここのメーカー企業の採用支援を通して学べたことは、『企業のために仕事をするとはどういうことか？』ということです。

皆さんも日常生活の中で、『人のために何かをしたい』、『人を喜ばせたい』と思ったことはありませんか？その気持ちは仕事に置き換えた時も同じだと思います。

『企業のために仕事をする』や、『相手が喜んでくれるにはどうしたらいいか』という気持ちを持って、仕事や日々の生活を過ごすことはとても大切なことだと思います。ここの企業に改めて教えていただけたとことを感謝し、これからも『相手のために』という気持ちを大切に仕事を頑張っていきたいと思います。