面接当日に気を付けるべきポイント「企業へ行く時間」「受付」「入退出」

就職活動をするにあたって、まず避けて通れないのが、最終関門として待ち受ける「面接」です。

面接に備えて、ほとんどの人が自己紹介やこれまでがんばってきたこと、志望動機など、おおよそ質問されるであろうことは事前に考えておきますよね。しかし、就職活動に苦戦している人にとっては、面接自体に苦手意識を持っている人が多くいます。

普段、受付やお電話で皆さんのご対応をさせていただく中で思ったことや、今後面接を受ける際に少しでも参考になればと良いなと思うことをお伝えしたいと思います。

受験企業を訪問するタイミングは？

遅刻はもちろんNGですが、早く行き過ぎるのも良くありません。

受験企業の方は、自社の仲間になるかもしれない皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。皆さんも面接に向けて、準備をしっかりして臨まれると思いますが、企業側も同じです。多忙な合間を縫って、皆さんとお会いする時間を作っているのです。遅刻してしまうとあなたの印象が悪くなってしまう上、相手の時間を奪うことになります。余裕を持って行動しましょう。また、かなり予定の時間より早く着くのも良くありません。

企業は業務中。面接の時間に合わせて業務を調整しています。早ければ良いというわけでなく、相手の都合もあるので、目的地周辺のお店などで一息つくくらいの余裕を持って向かい、予定時刻の5分～10分前を目安に、訪問するのがベストです。いい就職プラザでは、万が一遅刻された場合や、早く着きすぎてしまった場合でも、可能な限りご対応させていただきますが、企業への面接本番では、私たちではフォローが難しいこともあります。

相手の立場になって、きっちりと時間のマナーを守ることが社会人の第一歩です。

面接本番以外も見られています！

面接本番はきちんとしていても、受付や退出時など面接以外のところで気を抜いてしまう方も多いのではないでしょうか。日々求職者の皆さんを受付でご対応する中で、多いのがお名前やどの説明会に来たか、はっきり伝えられなかったり、印象が暗い方。選考は面接の内容で決まるのがほとんどですが、第一印象も重要なのも事実です。自分偽って良くみせようとする必要はないかもしれませんが、悪くなってしまっては損をしてしまいます。

また、いい就職プラザでは企業の方にお越しいただき、直接ご説明いただく説明会も開催しております。就職活動中の方には頻繁にいい就職プラザを訪問される方もいらっしゃいます。その中で、毎回受付に訪れてからネクタイをしたり、ジャケットを着たり、髪を整えたり・・・万全の状態で来社されていない方も少なくありません。

いい就職プラザのスタッフが選考するわけではないので、もちろんそれでNGとなることはありません。しかし、直接企業は訪問した場合はどうでしょう。受付の方は決して良い印象は抱かないはずです。常に意識していないとここぞという時に損をしてしまいかねません。受付の人も企業で働く社員。社員であれば一緒に働く可能性があります。企業によっては、面接に直接関係のない、社員の受けた印象なども考慮する場合がありますので、決して気は抜けません。

焦る必要はありませんが、面接には全方位どこから見られても良いように万全の身だしなみで臨みましょう。