【Vol.3】身分不相応な望み -いい就職プラザ代表アキバの就職力アップコラム-
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野心という言葉を辞書で引くと「身分不相応な大きな望み」とある。野球を始めたばかりの小学生がプロ選手になりたいと望むことや、私がいい就職プラザを47都道府県すべてに開設したいと望むことは、「夢」ではなく「野心」と言った方がしっくりくる気がする。夢という言葉を辞書で引くと「将来実現したいと思っている事柄」とあり、野心という言葉と比べると何だか妙に地に足のついた感じがしてしまう。
高校卒業後に大学に進学するでもなくプー太郎として世間をさ迷っていた私が、日本でブラブラしていても仕方がないのでアメリカに渡り3ヶ月かけてアメリカ大陸を一周し帰国。日本に帰ってくるやいなや「将来、オレは会社をつくって社長になる!」などという『身分不相応な大きな望み』を口にした時、周りの人は嘲笑するかおでこに手を当てるかどちらかであった。我国には野心を披露すると変人扱いされるような風潮があることをこの時に知った。
そんなことはお構いなしに、将来社長になるならこの会社と、分不相応な企業に応募してみたが1次選考であっけなく落とされ、いきなり出鼻をくじかれてしまった。落とされた原因を冷静に分析したところ、スーツと左の前歯を持ち合わせていなかったことが致命的であったという結論にたどり着き、スーツを購入し前歯を差し込み、分不相応にも再チャレンジを試みた。結果は見事1次2次を通過。前歯の威力を感じつつ、最終面接に望んだ。
そこで、お会いした面接官Tさんは私の経営者になりたいという「身分不相応な望み」を嘲笑することなく真剣に聞いてくれた。私の「野心」を真剣に聞いてくれた人などこれまでいなかったので、つい調子にのって「だからこの会社に入社しても2年で辞めるかもしれません」などと言わなくて良いことまでなぜか得意気に話してしまった。いささか後悔したが、数日後に無事採用通知が届いた。
「分不相応な望みを持ち、分不相応な行動できる」ことは、若者に与えられた特権ではないだろう。その野心が本物であれば、不思議と理解者や協力者に巡り会えたりするものだ。私の場合も様々な理解者や協力者に出会い、助けられ励まされ本当に幸運であったと思う。野心を持ったものにだけに訪れる出会いや幸運がある。
若者よ、野心を持ちビジョンを大いに語れ!
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