染料商社N社：求人コード73856

【★和の魅力や伝統を伝える京都求人★土日祝休み・残業月平均10ｈ・創業70年以上◆染料の老舗商社で「ルート営業職」募集！】取扱点数8万点以上！衣料分野をはじめ、さまざまな繊維加工分野で「染料」を幅広く提供している染料商社で、未経験OKの新メンバーを募集！

■くらしを彩る「色」をお届けしています。
私たちの身のまわりには、美しい色を帯びているものがたくさんあります。自然にある植物や動物のほか、色鮮やかな布や紙、器、建物といった人工物が、生活を美しく彩っています。これらの人工物の着色に用いられているのが「色材」です。色材とは、文字通り「色の原料」のことで、大きく「染料」と「顔料」の２つに分けられます。いずれも色を帯びた粉末ですが、「染料」は水や油に溶け、布や紙などの繊維の間にしみこんで染める性質をもっています。一方で、「顔料」は水や油に溶けず、定着剤を加えて面に塗ることで色がつくといった大きな性質の違いがあります。私たちが着ている洋服などの布製品をはじめ、カバン・靴といった革製品のほとんどは、見た目を美しくするために染色加工が行われています。普段の生活の中で意識する機会は少ないかもしれませんが、染色は私たちの暮らしと大きな関わりを持っているのです。

■事業内容
昭和２２年の創業以来、７０年以上にわたって京都で染色の技術を磨き、確かな知識と軽いフットワークでクライアントのお困り事を解決してきた同社。扱う染料の数は、なんと８万点以上！染料にはさまざまな種類があり、染色の際、素材に合わせて染料は選択されます。同社ではクライアントの要望に合わせた最適な染料を選ぶことが可能で、さらに染料の輸入を進めつつ、自社でも研究室をもっているため、社内で染色試験やサンプル作成のほか、製品のさらなるスペック向上を目指して新商品開発も行っています。販売先も約７０００社にのぼり、あらゆる産業界との取引があります。結果、特定企業に売上げの大半を依存することがなく、安定した経営基盤と企業ネットワークを実現。１つの取引先に依存するのではなく、リスク分散を行うことでより強い会社づくりを行うと同時に、技術動向をすばやく取り入れタイムリーに新製品を市場投入していくことを可能としています。

■そもそも「染料」とは？
染料とは、元々は藍や茜など草木の汁を使って布を染めるために生み出されたものです。人間が染料に関わっていたのは紀元前の時代からで、数千年の歴史がある伝統的な技術です。日本においても、染色加工は飛鳥・奈良時代から行われていた馴染みのあるものですので、みなさんの中にも、過去に草木染を行ってみたり、藍染の工房を見学されたりした方もいるのではないでしょうか。染料は水に溶ける水溶性となっており、そこに布を入れて染め上げ、洗って余分な色を落とせばできあがりです。つまり、色をつけたいものの内部まで色素を浸透させるのが、染料の特徴。染料は繊維の奥まで色がしみ込み、適切な加工を施すことで、洗濯やクリーニングを行っても基本的には繊維から色が抜け出さない安定性を保つことができ、こすりにも強いという特徴があります。

■国民的バンドのコンサートグッズや、２４時間テレビのチャリティＴシャツに！
同社で扱う染料は、これまで、某国民的バンドのコンサートグッズＴシャツ、２４時間テレビのチャリティＴシャツ、大相撲で力士が着用するまわし、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアの店頭に並ぶのぼり旗　住宅の壁紙、ブリザードフラワー、百貨店にも置いてあるような世界的にも有名な高級アパレルブランドの財布・小物など、さまざまなものに使われています。一番嬉しいのは、自身が関わった商品を手に取ってくれる人を目の当たりにしたとき。ときには友達や家族など、身近な人が持ってることも珍しくはありません。街中で自身が携わった染料を使用したものを目にするたびに、「それ実は、私も考えたんだよなぁ」なんて誇らしい気持ちになれるお仕事です。