【企業はあなたの現状より、未来をみている】

大卒の内定率が三年連続で上昇しているそうです。

しかし、そんなことは既卒者には無関係で、目の前の自分自身の就職活動に必死ですよね。それが既卒者の本音だと思います。

何社も、何社も、自分ではたくさんの求人先を見つけて、応募をしてみたけど未だ採用も内定も取り付けるに至らない。新卒者の就職事情は良くなっているようだが、自分はどうしたらのいいのだろう…とあなたは既卒者は思案と不安の日々だと思います。

まず一番やらなければならない事。それは、自分自身を許すことです。あなたは自分を追い込んでいませんか。

「自分はできない人間だ」
「卒業が今年だったら良かった」
「運がない・・」

などと自分を問いつめていませんか。

就職先に苦しんでいる既卒者はあなただけではありませんが、けれども苦しんでいると自分自身を最も理解できる人は、あなた自身しかいないのです。

あなたが既卒者として就職活動をする自分自身を理解して許してあげなければ、いずれ一歩も動けなくなるでしょう。その前に、まず一番やらなければならない事、それは自分自身を許すことです。

採用担当者はあなたの過去より未来の可能性を探り見る

就職活動が上手くいかず、嫌気がさし、立ち止まってしまってから、時間ばかりが過ぎていく。そんな状態にあるのなら、振り返って後悔することはありません。

今が最新の時間であり、過去には昔も最近もあるように見えて、すべては過ぎたことです。「やる気のない自信喪失の自分」「知識も能力も足りない私」もしそう思っているのなら、そんな自分を許してあげる事も大切です。

苦難の渦中にあると、人は自分自身を許すことができなくなり、時に周りの環境や他者を羨んだり非難したりします。それがなにひとつ現状を変えることにならないと自分自身はわかっているはずなのに。

何度でも企業にエントリーしてみる事です。望む結果が得られなければ、何度でも自分自身を許して、また就職活動をするのです。既卒で上手くいかないと嘆くあなたを知っているのは自分だけで、エントリーした企業の採用担当者も、あなたの未来を探って評価するのです。

そこには既卒であろうが、新卒であろうが、誰も同じ、およそ真っ白な可能性があるだけなのです。

自分を許し、自分の可能性を自分が一番信じて、繰り返し、繰り返し…挑戦していきましょう。