第一回 一般社団法人Kumae
ステディツアー:ジブンメグリ
この男に会えば、
つぎの一歩が変わるかもしれない
アンコールワット遺跡群のあるカンボジアのシェムリアップ。
その町外れの小さな村で山勢拓弥さん(25)が
理事長を務める一般社団法人Kumaeは活動しています。
TBS系列「情熱大陸」で
彼の経歴や今の活動内容を多くの人が知るようになり、
Kumaeの主催する「ジブンメグリ」ツアーに
数多くの若者が参加することになりました。
そんな話題のツアーの説明会が12月16日東京で開催されます。
ツアー名 | ジブンメグリ | |
---|---|---|
主催 | 一般社団法人Kumae 一般社団法人Kumaeは、2013年8月よりカンボジア王国シェムリアップ州バコン郡アンルンピー村にあるゴミ集積所で働く人たちのために、バナナペーパー・モノづくりを軸に置いた雇用事業、語学などの教育事業を展開しています。彼ら彼女らの生活水準、教育水準の向上を目的とし、一方的ではなく相互信頼の強化に力を入れて活動しています。 | |
開催地 | カンボジア王国シェムリアップ州バコン郡アンルンピー村 | |
ツアー日程 | 12月4日 ~ 10日 | 22月18日 ~ 24日 |
33月4日 ~ 10日 | 43月11日 ~ 17日 | |
参加費 | 60,000円
●含まれる費用:宿泊費、現地交通費、一部食費、アンルンピー村訪問費、
地雷博物館入場料
●含まれない費用:航空券、ビザ代、海外保険料、食事代(1食 1〜5$)、
フリーデイ時の交通費・食費・観光費、スパ代、 日本国内交通費 ※海外保険は参加には必須です(1週間で2,500円前後のものがあります) ※現地でかかる費用は80〜120$ほど+お土産代です(フリーデイによって個人差あります) |
|
参加条件 | 高校生〜25歳まで | |
事前説明会 | あり(参加費:学生無料・社会人1000円) | |
説明会日時12月16日(日)18:30~20:00 | ||
説明会会場東京都台東区下谷2-15-10 KMKビル1FMAP | ||
事前説明会への参加申込はコチラから |
カンボジアに山勢さんを訪ねたのは2018年の2月。
情熱大陸に山勢さんが登場した翌週のこと。
番組では山勢さんの現地での奮闘振りや苦悩のようなものがヒシヒシと伝わってきましたが、
そのバイタリティの源泉や思い描く未来像なんかをもっと知りたい!と思い、
それならば直接会って聞くのが一番。行ってしまえ!
多くの外国人観光客で賑わうシェムリアップ唯一の繁華街であるパブ・ストーリート。
その町の小さな路地を入ったところにあるのが、山勢さんの工房で生み出されるバナナペーパーグッズを販売するショップ「Ashi」。
まずはこちらで待ち合わせ。
店内は風合い豊かなバナナペーパーで作られたペンケースやバッグ類が所狭しとディスプレイされており、そのせいか、店内は何とも言えない素朴で気持ちいい空気で満たされています。
その店内に山勢さんを発見。
「理事長」「有名人」というオーラを一切放つことなく(失礼!)、
バナナペーパーも顔負けの素朴な佇まいでありました。
ひと通り挨拶を交わしたあと、風合い豊かなバナナペーパーグッズが、バナナの茎からどのように生み出されるのかを丁寧に説明してしていただきました。
「たくさん買ってね」みたいな、いわゆる商売っ気というものは微塵もありません。
でもたくさん買いました。意外に商売上手なのかも…。
閉店間近の訪問であったため、堅苦しいやり取りはそこそこに、
日本からインターンに来ていた2人の大学生たちとともに、
おいしい地元料理を食べさせる近くの食堂で乾杯することになりました。
福岡県に田舎町で生まれ育ち、大学入学を機に東京での都会生活が始まるものの、いわゆる「都会生活」に息苦しさや窮屈さを感じてしまう。
そんな折、カンボジアのNPOが主催するボランティアに参加し、
ゴミ山で働く現地の人の生活に衝撃を受けると同時に、
シェムリアップの何とも言えない自由な空気に魅せられ、
悩んだ挙句に大学を1年と経たずに中退し、カンボジアに移住を決意することになったそうです。
ごく簡単に山勢さんの経歴を紹介するとこんな感じ。
その後、一般社団法人Kumeaを設立し、
村の人がゴミ山で働かなくても生計がたてられるようにと、
試行錯誤を繰り返したどり着いたのが、バナナペーパー事業。
いま、彼の工房では10名ほどの現地スタッフが、バナナの茎から紙をすき、
特殊な加工で強度を高め、その風合い豊かな紙質にあったオリジナル製品を作り出しています。
なぜゴミ山が存在するのか?
なぜ村人はゴミ山で働かねばならないのか?
ゴミ山で働かなくて済むようにはどうすればいいのか?
この6年間、カンボジアに身を置き山勢さんは考え続けたといいます。
そして、一つの答えを見つけ、人生をかけひたむきに取り組んでいるように見えます。
山勢さんのように、都会での生活に窮屈さを感じたことのない人なんていないはず。
成熟した社会のシステムは便利さや快適さと同時に、
息苦しさや閉塞感を与えることになります。
しかし、いつしか「まあ、そんなもの」「これはどうしようもない」と自分を胡麻化す術を身に着け、
窮屈な社会を形成するワン・ピースへと順応し埋没していく。
もしかすると、そんなちょっとした後ろめたさが、
山勢拓弥さんの生きざまを眩しく感じさせてしまうのかもしれません。
そんなことを感じながら山勢さんのお話に聞き入ってしまいました。
もちろん、生き方に正解も間違いもありません。
自分が生きたいように生きていけばいいわけですが、
出来るだけ多くのことを経験し見聞を広めたうえで「どちらに向かって、どのように一歩を踏み出すのか」を決められるに越したことはありません。
自分の知らない非日常を体験し見聞を広める。
これこそが山勢さんの主催する「ジブンメグリ・ツアー」のテーマなのではないかと思うのです。
「ジブンメグリ」では、過去から現在、そして未来という時間軸をもとにワークを行い、自分自身と向き合うことで、 次のステップに進めるような環境を整えていくのだそうです。
村での生活を通じ過去を振り返るワークを行い、
ワークを通してそれぞれが発見した新たな自分や夢についてプレゼンテーションするのだそうです。
あくまでも大切なことは、
「自分が何をしたいか、どうなりたいのかか」ということだと山勢さんはいいます。
私たちは日本という便利な社会の中で生きています。
しかし一方で、「~であるべき、~するべき」と無意識のうちに縛られているのかもしれません。
自分の可能性に蓋をしてしまうのではなく、
「当たり前」や「正解」に縛られず、自分の可能性を最大限に広げることこそがジブンメグリの目的なのです。
言葉にすると、何だか難しく堅苦しいように感じてしまいますが、村での生活はおおらかで牧歌的なもの。
そんな環境に身を置くからこそ見えてくる、あなた自身の可能性があるのではないでしょうか。
興味のある方は是非、ジブンメグリ説明会にご参加ください。
山勢さんも帰国し参加されるそうです。お見逃しなく!
やってみたい!と思うことに対して、良い悪いの意見はあると思います。
もちろん、そういった意見も大事ですが、それを受け入れた上で、何歳になっても、どんな立場になっても、自分の「やってみたい!」という、心の奥底にある気持ちを一番大切にしてほしいと思います。
Kumaeジブンメグリスタッフ 原田周
ツアー名 | ジブンメグリ | |
---|---|---|
主催 | 一般社団法人Kumae
一般社団法人Kumaeは、2013年8月よりカンボジア王国シェムリアップ州バコン郡 アンルンピー村にあるゴミ集積所で働く人たちのために、バナナペーパー・モノづくりを 軸に置いた雇用事業、語学などの教育事業を展開しています。 彼ら彼女らの生活水準、教育水準の向上を目的とし、一方的ではなく相互信頼の強化に 力を入れて活動しています。 |
|
開催地 | カンボジア王国シェムリアップ州バコン郡アンルンピー村 | |
ツアー日程 | 12月4日 ~ 10日 | 22月18日 ~ 24日 |
33月4日 ~ 10日 | 43月11日 ~ 17日 | |
参加費 | 60,000円
●含まれる費用:宿泊費、現地交通費、一部食費、アンルンピー村訪問費、地雷博物館入場料 ●含まれない費用:航空券、ビザ代、海外保険料、食事代(1食 1〜5$)、 フリーデイ時の交通費・食費・観光費、スパ代、日本国内交通費 ※海外保険は参加には必須です(1週間で2,500円前後のものがあります) ※現地でかかる費用は80〜120$ほど+お土産代です(フリーデイによって個人差あります) |
|
参加条件 | 高校生〜25歳まで | |
事前説明会 | あり(参加費:学生無料・社会人1000円) | |
説明会日時12月16日(日)18:30~20:00 | ||
説明会会場東京都台東区下谷2-15-10 KMKビル1FMAP | ||
事前説明会への参加申込はコチラから |